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共通して言えること。

2〜3年前、陶芸を生業としている友人と、こんな話をしました。

陶器を焼く窯を大きい物に買い替えた時、その窯をいっぱいにするのに。10日程かかったそうです。
それが今は3日でいっぱいになる。だからと言って、今、手を抜いているのでも、作品が悪くなっているワケでもない。
修行時代に師匠から「土の勢いを殺すな。」と、言われたそうです。
つまり、いかに手数を少なくして、目指す形に持って行くか。ということです。
その話がよくわかりました。
トリマーをしている時の話です。
犬の毛は、人の毛より細く繊細でカットの時何度もハサミを入れると、ドンドンねてしまい、カットがし難くなり、仕上がりも冴えません。
時間をかけると、犬も疲れてしまい、座り込んでしまったりして、カットがし難くなります。
カットをする前に、シッカリもつれを取り、きれいにシャンプーし、毛の根元までシッカリ乾かし、カットに入ります。
乾燥が終わるまでに、その犬の体型、毛量、毛質を探り、ハサミを持った時には、どんなカットにするかは、もう決まっています。
ハサミを持ったら、一気に仕上げます。
初めは、一匹2時間かかっていたのが、数年経つと45分で仕上げられるようになっていました。

人間のカットも同じだそうです。最初にハサミを入れ間違えると、その後どんなに手数を増やしても、ダメだそうです。

パン作りは、発酵にかかる時間は短縮することはできませんが、生地練り、パンチ、分割、成形、とそれぞれの工程で、生地にかける手数と時間は少ない程、良いものができます。

お医者さんから、手術の話を聞きました。
「どんな終わり方にするか、考え乍ら、メスを握る。」

終点を見据えながら、最初の一歩を踏み出す。どんな仕事も共通して言えることのようです。
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by peace3126 | 2015-03-08 12:25 | 日記(日々更新)