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用心深く、いや臆病に

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「用心深く、いや臆病に今までの使い古されたパターンをなっぞって何になるか!」
私の大好きな言葉です。
発言者は、有名な芸術家岡本太郎氏です。

昔、奈良にとても素敵なギャラリーがありました。
そのギャラリーは昔働いていた店の近くにありましたので、ちょくちょく覗いていました。
店を始めて暫くしてから、お客様との会話の中で、そのギャラリーがなくなったことを知り、「なんであんなに素敵なギャラリーやったのに、、、」と、とても残念に思いました。
ところが、2年ほど前から、そのオーナーだった方が人伝に私の店を知り、店に来ていただくようになりなした。長く商売をしておられた経験から、ちょっとしたアドバイスをいただいたり、相談にのっていただいたりしています。

先日、作家と職人の違いについて話しをしました。
作家はデザインを生み出すことができる人。
職人はデザインを忠実に作品にする人。
最近、作家と称する職人が多い。作家と職人の違いをわかっていない作家が多い。そんな話になりました。
街には同じ様な形の物が溢れています。
同じ様な物というのは、つまりその時の流行の形で、購入される可能性の高い品物です。
自分から流行に合わせていって、購入に至っても、作家としての満足感は得られるのでしょうか?
「流行に合わすのではなく、流行を生み出してこそ作家。」
決して職人を低く見ているのではありません。正確で美しい仕事をする職人がいるからこそ、匠の技は受け継がれ伝統が守られているのだと思います。

若い時にアルバイトをしていた店のオーナーから、「お前は人から注目されたいから、人と違うことをしているだけや。」と言われたことがあります。
注目されたいから、目立ちたいからという理由で、他の人と同じ物、同じ道を選ばなかったのではなく、たまたま選んだ物、選んだ道が大勢の人の選択と違っていただけです。
こんな大人が若い人達の芽を摘み、想像力の無い、真似することに躊躇いを感じない若い人達を作ってしまっているのではないでしょうか。
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by peace3126 | 2015-06-19 11:42 | 日記(日々更新)