2015年 10月 03日
罪の無いモノに責任をとらせる。
私の住んでいる木津川市州見台は元々はすごい田舎で、URが浅はかな考えで開発した住宅地です。
そんなことを言っている私も、そこに住んでいるのだから、浅はかなのですが。
珈琲を飲みに来てくださるお客様は近隣の住宅地の方々の他に、何世代も前からこの地に住んでいる方。
後者の方は本業が農業でなくても、家で食べる野菜ぐらいは作っておられます。
その方達にとって、アライグマ、さる、イノシシは憎い害獣です。
「またやられた。」よくそんな話を聞きます。
畑を耕し、種を蒔き、葉が出れば間引き、肥料をやり、雨が少なければ、水をやり。
「さあ、いよいよ!」となった頃に、やられてしまうのですから、たまったものではありません。
少し前の朝、お客さんのトラックの荷台にカゴが有り、その中にアライグマが入っていました。
遠い国から無理矢理連れて来られ、飽きたら捨てられて、生きて行くために食事をすると、捕まえられて、殺されて。
連れて来た人、捨てた人はノウノウと生きて。
人間が被害者、害獣と称される生き物は加害者です。
何もできない自分が情けなくなります。
by peace3126
| 2015-10-03 15:14
| 日記(日々更新)