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今日は桜が満開。そして近所の小学校の入学式です。
ここ数年は桜の方が早く、入学式の日には、桜の花は散ってしまっていました。
そんな年は入学式の数日前の満開の日に、ピカピカのランドセルを背負った可愛い新1年生の写真を桜の木の前で撮る親子を何組か見ました。前撮りです。
私がそれを見ていると「撮ってもらえませんか~?」と頼まれることが、よくあります。勿論、断ることはありませんのでシャッターを押し、お礼を言ってもらって、立ち去ろうとすると「奥さんも、一緒に。」と誘っていただいて、全然知らない子供の
記念写真にエプロン姿のまま納まったことも、、、

店の前は桜並木ですから毎年2月に入った頃には、「今年はどうやろ?」と桜の話題が出始めます。
昨年、私は見事に咲く桜を見て、それまで感じたことのない気持ちなりました。
薄い桃色が妙に薄気味悪く、怪しく、油断をすると魅入られそうになり、慌てて目を逸らしました。
目の前にある桜が実態の無い虚像のようでした。毎年同じ桜を見ているのに。

そんな時お客様から「桜の花は、見る人の心そのもの。」と教えていただきました。
そう言えば、、、娘が中学に入学した年、高校に入学した年の桜は喜びと希望を辺り一面に放出しているように見えました。
大学受験に失敗し浪人が確定した年、春の嵐に晒されて、いっせいに花びらが舞い散ったのを見た時、花びらが予備校に支払った大枚に見えました。「S台に払った私のお金や。」
翌年、志望校に合格した時は「桜よりうちの娘の方が輝いてるやん!」って思い、春の嵐で花びらが散ったのを見て「なんぼでも持って行け!!」って思いました。

去年は娘が大学を卒業、東京に旅立って行きました。
嬉しいはずなのに、肩の荷が下りたはずなのに、入社試験に受かった時にはあんなに嬉しかったのに。
娘は自立し、私がいなくても生きて行ける。それがなかなか受け入れられず、寂しくて寂しくて。
毎日が希薄な感じでした。
去年の桜は、まさに私の心だったのです。

この一年、子離れするために、もがき苦しみました。
仕事の方は、二月にオープン以来の大好きなお客さんが亡くなり悲しくて悲しくて。
いろいろなことがあった中で「私がこの店をここで続ける意義」を考えました。
一年経ち現実を確実に受け入れ見極め、自分の生き方と、店の姿と動かし方が決まりました。
今年の桜はしっかりと根を張り、揺るぎない意思を私に見せつけているように見えます。
「どうや!綺麗やろ?来年はもっと凄いで!」と。








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by peace3126 | 2017-04-07 16:00 | 日記(日々更新)