2017年 07月 21日
海からの贈り物
私にとって夏は読書の季節です。
海の日の前後は、あまりにも暑すぎたり、夏休みが始まり小さい子供さんをお持ちの方は出歩きにくいので、店は少し暇になってしまいます。
それで、この時期は溜まっているレシートの整理や雑用をまとめて済ましたり、読書家のお客さんかにオススメの本を教えていただき読むようにしています。一年中何かしらの本は読んでいるのですが、何故かこの時期に読んだ本は読み終えた後も処分せずに本棚に残す大切な一冊になっています。
今期の第一冊目はアン・モロー・リンドバーグの「海からの贈り物」。
彼女は大西洋無着陸横断で有名なチャールズ・リンドバーグの妻。そして彼女自身も飛行家で作家。
この本はお客様に教えていただき購入してから一年以上経っています。
実は購入して直ぐに読み出したのですが、話が抽象的で私にとっては難解だったので、始めの数ページで止めてしまったのです。
でも、今回は難解ではあるけれど、読みたい知りたいと思い、一気に読んでしまいました。
つまり、今が読み時だったんでしょうね。
女性が一仕事終え妻でもなく母でもなく一人の人間として、人生の後半に差し掛かる時の手引き書のような本です。
私は51歳です。私と同じ年の方は勿論オススメしたいですし、私よりうんと若い方も早めに読んでいれば、スムーズに心の余裕を持って50代を迎えられるのではないでしょうか?
また、50代を過ぎた方もこれからの人生を更に充実させるために読まれてみたらどうでしょうか?
by peace3126
| 2017-07-21 15:55
| 日記(日々更新)