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飲食業とは。サービス業とは。客商売とは。

少し前にブログに書いた30年前のバイトの先輩(ゴジラ)。
私はこの人に飲食業の楽しさを教えてもらいました。
この先輩にあの時期に出合わなければ、今飲食業に就いていなかったかも!

30年前のこの先輩の忘れられないワンシーンがあります。
私がその店で働き出してまだ間もない頃のことです。
店のポジションは3ツに分かれています。
ホール。これは接客で注文を取り、商品を運ぶのが主な仕事。
カウンター。これはドリンク、パフェ等を作る。
そして厨房。これはスパゲティー、ピラフ等を作る。
私はその日、カウンターに入っていました。
店は忙しくテーブル席は満席になり、私より少し年上に見えるカップルがカウンターに座りました。
注文を訊くと、メニューには無いカクテルの名前を言われ、私は「すいません。ウチにはありません。」と答えました。
すると男性の方が、「無いの?そんなんも無いの?」と少しバカにしたような態度をとってきました。
私は全身が熱くなり、どう受け答えをしていいのか判らず、言葉を出せずにいました。
急に隣で「作らせてもらいます。そのカクテルは○○と☆☆を混ぜた物ですよね。」と言う先輩の声がしました。
作ろうとする先輩にその男性客は、「もう飲む気無くなった。いらんいらん。」とバカにした態度。
私はどうすることもできず、ただ立っているだけ。
先輩は顔色も変えず「そしたらメニューの中からお願いできますか?」と男性客に言い、
私に「ひーちゃん、メニューの中から選んでくれはるからな。後、頼むで!」そう言っていつもの大股で厨房に帰って行きました。

この頃、先輩は21~22だったと思います。そしてアルバイトの学生。すごい接客能力です。
私の後にも、何人も新しいバイトが入って来ました。
先輩は男子にも女子にも、誰にでも分け隔てなく平等に接し、いつもメニューばかり食べているバイトの後輩に「肉、喰わしたろ!」と近くの肉屋で自腹で肉を買い。
雨が降りそうな日は遠周りして、バイクを使ってバイトに来る仲間を拾い、帰りは送り。

当時もそれなりに感謝はしていましたが、今振り返ると「すごい人やったな〜。」って思います。
私に飲食業、接客業の面白さを教えてくれた人です。
先日、奥さんと一緒に来てくれました。
奥さんも当然のことながら素敵な人。
昔と同じ大声で「むちゃくちゃ美味いやんけ〜!」と言ってもらいました。

私が今、好きな仕事に出合えて、毎日楽しく暮らせているのは、そんな出会いのお陰です。
感謝感謝です。
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by peace3126 | 2015-06-29 11:13 | 日記(日々更新)

ランボルギーニ

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けたたましい爆音をたてながら割り込まれました。
ランボルギーニカウンタックでした。
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by peace3126 | 2015-06-24 15:11 | 日記(日々更新)

用心深く、いや臆病に

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「用心深く、いや臆病に今までの使い古されたパターンをなっぞって何になるか!」
私の大好きな言葉です。
発言者は、有名な芸術家岡本太郎氏です。

昔、奈良にとても素敵なギャラリーがありました。
そのギャラリーは昔働いていた店の近くにありましたので、ちょくちょく覗いていました。
店を始めて暫くしてから、お客様との会話の中で、そのギャラリーがなくなったことを知り、「なんであんなに素敵なギャラリーやったのに、、、」と、とても残念に思いました。
ところが、2年ほど前から、そのオーナーだった方が人伝に私の店を知り、店に来ていただくようになりなした。長く商売をしておられた経験から、ちょっとしたアドバイスをいただいたり、相談にのっていただいたりしています。

先日、作家と職人の違いについて話しをしました。
作家はデザインを生み出すことができる人。
職人はデザインを忠実に作品にする人。
最近、作家と称する職人が多い。作家と職人の違いをわかっていない作家が多い。そんな話になりました。
街には同じ様な形の物が溢れています。
同じ様な物というのは、つまりその時の流行の形で、購入される可能性の高い品物です。
自分から流行に合わせていって、購入に至っても、作家としての満足感は得られるのでしょうか?
「流行に合わすのではなく、流行を生み出してこそ作家。」
決して職人を低く見ているのではありません。正確で美しい仕事をする職人がいるからこそ、匠の技は受け継がれ伝統が守られているのだと思います。

若い時にアルバイトをしていた店のオーナーから、「お前は人から注目されたいから、人と違うことをしているだけや。」と言われたことがあります。
注目されたいから、目立ちたいからという理由で、他の人と同じ物、同じ道を選ばなかったのではなく、たまたま選んだ物、選んだ道が大勢の人の選択と違っていただけです。
こんな大人が若い人達の芽を摘み、想像力の無い、真似することに躊躇いを感じない若い人達を作ってしまっているのではないでしょうか。
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by peace3126 | 2015-06-19 11:42 | 日記(日々更新)

ゴジラとミニラ

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少し前の日曜日、娘が友達を連れて奈良観光のついでに立ち寄りました。
この友達は、昨年スコットランドに留学してできた友達で娘と同い年のドイツ人の女の子です。
本当なら私も同行して、奈良を案内したいのですが、店の営業日だったためできませんでした。
お土産代わりにと思い、奈良の餅飯殿商店街にあるアルバイト時代の先輩の帽子屋で、気に入る物が有れば買うようにと、娘に少しお金を預けました。
彼女は一目で気に入る帽子が見つかりとても喜んでくれたそうです。

娘には先輩のことを「とてもお世話になった先輩」とだけ言っておきました。
その夜来た娘からのメールには「ママが男になったら、こんな感じやろうな〜って思ったわ。」と書いてありました。
一緒にアルバイトをしている時、あまりにもその先輩と私の行動が似ているので、私は他の仲間から、その人の名字に女を付け「お前は女○○や!」とからかわれました。

次に来たメールには「顔の感じも似てたような気がする。」と書いてありました。
その感覚も当たっていて先輩はゴジラ。私はミニラ。と言われていました。
流石、実の娘です。鋭く嗅ぎ取っていると感心しました。
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by peace3126 | 2015-06-14 20:44 | 日記(日々更新)

三輪神社

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一昨日の定休日、雨の中、桜井市の三輪神社にお参りに行って来ました。

ココ暫くアクシデント続きですっかり滅入っていました。
NTTの工事のミスで、電話が一日不通になったり、郵便局のミスで到着日を変えられてしまったり。
苦情と、抗議の電話をするのですが、相手が大手だけに匙の投げ合いに時間が掛かり、解決するために時間を要します。
例え相手に落ち度が有り、こちらが迷惑を掛けられている立場でも、自分の口から苦情、抗議の言葉を発するのはとても嫌なことです。

三輪神社は子供の頃から参っていたので、なんとなく親しみがあります。
自宅から車で小一時間、奈良の市街地は交通量が多く中々進みませんが、天理街道に入ると景色の良い所も有り、道も単調な一本道なので、物思いにふけり乍ら運転します。

小さな社に立ち寄り乍ら、本殿、巳の杉社とお参りをし、挟井神社で美味しいお水をいただきます。
展望台で少し休憩し、久延彦神社へ。最後に御神体の三輪山に手を合わせます。
何かを一心にお願いするというより、ただゆっくり歩いているという感じです。
歩いているうちに、少しずつ自分に溜まったアクが抜けていくような気がします。
帰りの車の中では、気持ちはすっかりリセットされ、「もうこれで大丈夫!」とすっかり気持ちは上を向いています。
そして天理のA-COOPで新鮮で格安の野菜を買います。新しい品種の野菜も有り、ついつい買い過ぎてしまいます。
その日の夕飯は食べたい物を食べたいだけ食べ、次の日からの営業に備えます。

一昨日は「ささゆり」が見頃でした。見頃の時期はとても短いようなので、良い日にお参りできたようです。
これで暫く元気に楽しく店を開けられそうです。
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by peace3126 | 2015-06-10 15:09 | 日記(日々更新)