2015年 11月 20日
外構工事 その5
タイルを貼ってもらいました。
グッと高級感が出たように思います。
「商売替えせんなあかんな〜。」とお客さんとの冗談もとても楽しい。
そして塀も貼ってもらいました。今度は前の塀とは違い、表と裏の両面を貼ってもらいました。
奥行きが出て、これもとても素敵です。
塀の板を貼りに来てくれた大工さんは、偶然にも12年前のこの家を建ててくれた大工さんでした。大工さんに「小さいお嬢ちゃんがいたやろ?大きくなりはったか?」と訊かれました。
「娘は大きくなって、もう家を出て行きましたよ。大学4年生です。」と答えると、「え〜!」。
大工工事の2日目の昨日、娘が留学生の友達と奈良観光した帰りに、立ち寄りました。
大きくなった娘を見て「小さかったのに〜。」
二人の留学生とオランダ人の先生に混じり、楽しそうに話す娘の姿。会話の途中で同時に笑っていることから考えて、ちゃんと英語がわかっているようでした。
「ここ、笑うところや!」という感じで、少し遅れて合わせて笑っている感じではありませんでした。
12年前の今日、ここに小さい娘を連れて引っ越して来ました。
立ち止まることも、振り返る時間も無い12年。嬉しいことだけではなく、辛いこともたくさんあったけれど、自分と娘の今を見てみると、ここに引っ越して来たことは、間違いではなかったと思います。
すっかり立派になった外構を見て「こんな家に住めるようになった。」と思い、涙が出ました。
決して豪邸ではないけれど、高級な素材を集めた家ではないけれど、私の思いがいっぱい詰まった家です。
by peace3126
| 2015-11-20 15:10
| 日記(日々更新)